304/304L ステンレス鋼管パイプ
説明
ASTM A312 ASTM A269 ASME SA 213 / ASTM A213 TP304、EN 10216-5 1.4301 ステンレス鋼は、18% クロム – 8% ニッケル オーステナイト系ステンレス鋼管のバリエーションであり、ステンレス鋼ファミリーの中で最もよく知られ、最も頻繁に使用される合金です。このステンレス鋼は、優れた耐食性、製造の容易さ、優れた成形性、および軽量で高強度な点で幅広い用途に考慮されています。
304 ステンレス鋼は標準の「18/8」ステンレス鋼です。最も汎用性があり、最も広く使用されているステンレス鋼であり、他のステンレス鋼よりも幅広い製品、形状、仕上げで利用できます。成形性、溶接性に優れています。グレード 304 のバランスの取れたオーステナイト構造により、中間焼鈍なしで高度に深絞り加工が可能であるため、シンク、中空陶器、ソースパンなどの絞り加工ステンレス鋼部品の製造においてこのグレードが主流となっています。これらのアプリケーションでは、特別な「304DDQ」(深絞り品質)バリアントを使用するのが一般的です。
グレード 304 は、産業、建築、輸送分野での用途に合わせて、さまざまなコンポーネントに容易にブレーキ成形またはロール成形できます。グレード 304 は溶接特性にも優れています。薄い部分を溶接する場合、溶接後の焼きなましは必要ありません。
グレード 304L は 304 の低炭素バージョンで、溶接後の焼きなましを必要としないため、厚肉部品 (約 6 mm 以上) に広く使用されています。炭素含有量が高いグレード 304H は、高温での用途に適しています。オーステナイト構造により、これらのグレードには極低温まで優れた靭性も与えられます。
学年 | 学年 | 化学成分% | ||||||||||
C | Cr | Ni | Mn | P | S | Mo | Si | Cu | N | 他の | ||
304 | 1.4301 | ≤0.08 | 18.00~19.00 | 8.00-10.00 | ≤2.00 | ≤0.045 | ≤0.030 | - | ≤1.00 | - | - | - |
304L | 1.4307 | ≤0.030 | 18.00~20.00 | 8.00-10.00 | ≤2.00 | ≤0.045 | ≤0.030 | - | ≤1.00 | - | - | - |
304H | 1.4948 | 0.04~0.10 | 18.00~20.00 | 8.00-10.00 | ≤2.00 | ≤0.045 | ≤0.030 | - | ≤1.00 | - | - | - |